※本記事にはPRが含まれます
この記事だけは、転職ノウハウの記事ではありません。
キャリアスイッチラボを書いている人間が何者なのかを開示するための記事です。転職情報は、誰が書いたかで信用の重さが変わります。だから最初に立場を明かします。
筆者はコンサル業界の出身ではありません。異業種から未経験で事業会社のマーケターに転職し、4年目でマーケティングマネージャーになった、ただのキャリアチェンジ経験者です。その一点を隠さないまま、このサイトで何を書き、何を書かないかまで含めてここに書きます。
この記事の結論
筆者はコンサル出身ではなく、未経験からのキャリアチェンジ当事者です。だからこのサイトは「業界の内輪話」ではなく「調べて確かめたこと」で書きます。
- 異業種から未経験で事業会社のマーケターへ転職した
- 転職から4年目でマーケティングマネージャーになった
- 転職活動では複数社のエージェントと面談した
筆者のキャリアチェンジの概要
経歴として書けるのは、上の3点です。
異業種から、未経験で事業会社のマーケティング職に転職しました。業界も職種も変える、いわゆる二重の未経験転職です。そこから4年目でマーケティングマネージャーになりました。転職活動の過程では、複数社の転職エージェントと面談しています。
あえて素っ気なく書いています。この記事で盛れるところは、いくらでも盛れるからです。面談で言われた印象的な一言、内定を勝ち取った日の話、悔しかった失敗談。読み物としては、そのほうが確実に面白い。
ただ、記憶を都合よく脚色した体験談は、読んだ人の判断を歪めます。事実として確認できることだけを書く——これはこのサイトの記事すべてに通した原則で、筆者自身の経歴もその例外にしません。だから概要はここまでです。
なお、筆者と同じ職種——未経験からWebマーケティング職——を目指す場合の具体的な手順は、体験談とは切り分けて未経験からWebマーケティング職へ転職するロードマップにまとめています。
未経験転職で実際に効いたこと
振り返って効いたと言えるのは、派手な対策ではなく2つの地味な作業でした。
エージェントは「決める相手」ではなく「情報源」として複数持つ
複数社と面談してみて分かったのは、担当者ごとに見えている景色が違うということです。同じ経歴を出しても、勧められる職種が違う。そこで得たのは求人そのものより、自分の経歴が市場からどう読まれるかの複数の解釈でした。
1社の担当者に「あなたはこの職種が向いています」と言われると、それが唯一の正解に見えてしまう。実際には、その人の担当領域と手持ちの求人によるところが大きい。複数の見立てを並べて初めて、共通して言われる強みと、担当者の都合で言われている部分が分かれます。
もう一つ、面談は自分の言語化の練習台になります。同じ経歴を何度も口頭で説明するうちに、通じる説明と通じない説明がはっきりする。この磨き込みが、そのまま面接の受け答えになりました。エージェントの選び方と面談での見極め方はエージェントの選び方に整理しています。マーケティング職を目指す場合のサービスの使い分けは、マーケティング転職で使うサービスの選び方に分けて書きました。
職務経歴書は「動かした数字・変えた仕組み」で棚卸しする
未経験転職の職務経歴書で最初にやったのは、業務内容の列挙をやめることでした。
「◯◯を担当」と書いても、業界が変われば読み手にはピンときません。代わりに書き出したのは、自分が動かした数字と、自分が変えた仕組みです。何がどれだけ変わったのか。なぜそれをやると決めたのか。結果をどう確かめたのか。
この形にすると、業界の知識に依存しない部分——課題の見つけ方、打ち手の選び方、検証の仕方——が経歴の中から浮かび上がってきます。未経験とは経験がゼロという意味ではなく、持ち越せる経験がまだ言語化されていない状態のことでした。棚卸しは、その言語化の作業です。
この考え方は、コンサル転職でもそのまま通用します。むしろコンサルの選考は「思考の再現性」を読む採用なので、より直接的に効きます。詳しくは未経験からのコンサル転職ロードマップのステップ1と3で解説しました。
未経験入社から4年でマネージャーになるまでに大事だったこと
入社してからのほうが、正直きつかった。未経験入社は、入った時点では明確に戦力不足だからです。
その状態から4年でマネージャーになるまでに効いたのは、行動原則として3つに整理できます。
ひとつ目は、最初の1年は成果より型を取りに行くこと。未経験は成果を焦って自己流で走りがちですが、その職種で当たり前とされている進め方を先に身につけたほうが、結局は早い。型がないまま出した成果は再現できません。
ふたつ目は、誰も手を挙げていない持ち場を取ること。経験で先輩に勝てない以上、勝てる場所は競合の少ない領域しかありません。面倒がられている仕事、始まったばかりで担当者が決まっていない仕事。そこは経験差が効きにくく、短期間で社内の第一人者になれます。
みっつ目は、自分の仕事を人に渡せる形にすること。マネージャーになるかどうかは、個人の成果量ではなく、自分がいなくても回る仕組みを作れるかで決まると感じています。手順を書き出し、判断基準を言葉にし、渡す。この癖をつけた頃から、任される範囲が変わっていきました。
どれも派手さのない話です。ただ、未経験というハンデを4年で埋めた要因を挙げるなら、この3つ以外に思い当たりません。
このサイトで発信すること
以上が筆者の全経歴です。ここから、このサイトの編集方針を説明します。
まず立場をはっきりさせます。筆者はコンサルティングファーム出身ではなく、業界の中の人でもありません。ファームの内情や案件の実態を、体験として語れる立場にはない。「元コンサルが教える」という書き方は、このサイトでは絶対にしません。
その代わりに書けるのは、二つです。ひとつは、未経験でキャリアを変える側の当事者感覚。何が怖くて、どこで詰まって、何を準備すれば前に進めるのか。これは経験として持っています。もうひとつは、調査者としての手数です。公開情報を突き合わせ、自分でエージェントに会って確かめ、確認できたことだけを書く。
そのため、このサイトには次のルールを課しています。
- 数値は出典と取得日を併記する。裏の取れない数字は書かない
- サービスの評価は「公開情報を調べた記事」と「実際に会って取材した記事」を明示的に区別する
- 体験談は事実だけを書く。この記事に書いた3点以外の経歴を、後から盛らない
コンサル転職の情報は、業界出身者による濃い一次情報か、実態の薄いまとめ記事に二極化しています。筆者が立てるのは、その真ん中——未経験側の目線で、確かめられることを確かめて書くという場所です。中の人ではないからこそ、読者と同じ位置から検証できると考えています。
「そもそも未経験のキャリアチェンジは難しいのでは」という不安が先に立つ人もいるはずです。その難しさを3つの壁に分解し、難易度を下げる変数を整理したのが「キャリアチェンジは難しい」は本当かです。
もし今、異業種からのキャリアチェンジを考えているなら、次に読むべきは全体像です。何を、どの順番で決めるのか。それを1本にまとめました。



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